NISAを利用すれば、税務署と税理士から解放される?

2 所得税

預貯金の利息が、ほとんど増えない世の中です。もちろん、億単位とか、額が多くなると、そうでもない状態ではありますが、数千万単位では、そうでもありません。

ということで、政府は、個人の資産運用を後押しするカタチで、NISA制度を始めたわけですが、それが、令和6年以降、つまり5か月後から、さらに拡充され、それが恒久化することになっています。

ふつう、株の投資取引に用いられる特定口座であれば、所得税が差し引かれるスタイルです。(1年の締めには、それが報告されてきます)ところが、NISAの場合には、その所得税が差し引かれない「いわゆる非課税」という口座になります。大きな取引をしたいわけではない、でも、今すぐ使うわけでもない資金を、少し安全な方法で投資したい方には、NISA制度は有用と思います。ただ、ノーリスクでないのは当然ですが、「商品性については内閣総理大臣が告示で定める要件を満たしたものに限る」とあるように、ある程度安全性のあるものです。

税金の心配もないので、税務署にも、税理士にも、お世話になることはありません。ただ、何も勉強しないで始めるものでもありません。投資は、「言いなり」で始めるのでなく、「勉強して」始めるもの。そういう認識であれば、このNISA制度は、かなり有用と考えます。

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