パソコンのタッチタイピング(昔はブランドタッチと言いましたが)は、ビジネスパーソンであれば、ほぼ当たり前の時代になってきていると思うのですが、電卓のブラインドタッチ(こちらはタッチタイピングとは言えないように思います)は、必要を感じない限り、身につけようとする人は少ないかもしれません。
たしかに、そんなに困らない時代です。なぜかといえば、Excelなどの表計算ソフトがあれば、ガーーっと範囲選択をすれば、足し算はしてくれます。ただし、数字入力は正確にできなくてはいけませんが。
そう、この数字入力を楽にするためにも、電卓のブラインドタッチは便利な点があります。経理など数字を多く扱う職種の方は、それができるだけで、また、その出来る度合いの高さによって、所要時間がまったく変わってきます。
必要なのは、まず、正確性です。次に、スピード。表計算ソフトであれば、間違った数字があれば、そこだけ変えれば、計算を正しくやってくれます。しかし、電卓は、途中で、打ちミスすると、最後まで不正解のまま、進みます。いくら早く、最後までたどり着いたとしても、計算結果が正しくなければ、まったく意味がありません。とりあえず、電卓検定の3,4級レベルを目指してみましょうか。