年末調整が近くなり、この機会に（話は飛躍しますが）、ふるさと納税を利用してみよう、という方もいるかもしれません。
12月31日の23時59分まで利用すれば、適用される原則ですが、注意が必要です。それは、その寄付が今年に含まれるか、来年になっちゃうか、の重要ポイントでもあります。
たとえば、ネット注文を、12月31日にして、支払いが翌年になったら、それは明らかに、翌年になります。同様に、ネット注文がどれだけ早くても、支払いするのを忘れて、年が明けてしまった場合も、そうです。
最も、迅速な決済と思われるのは、クレジット決済か、携帯料金と一緒に支払う方法でしょう。31日のカウントダウンが始まるころにネット注文をして、1日になる前に「支払完了」のメールなり来たら、それは、今年に含まれます。
ふるさと納税の利用先が、5自治体以内であれば、ワンストップ特例制度が利用できて、確定申告の必要がなくなります。所得税については、勤務先の会社で年末調整を行ってもらい、住民税については、ワンストップ特例制度を利用して、それで終わり、ということです。
ただし、寄付先の自治体から送られてくる申請書を、1月10日まで提出することをお忘れなく。ということを考えれば、いずれにしろ、ギリギリでなく、余裕をもって、ご利用ください。
