保険でも共済でも、加入して意味のある年齢(時期)というのがあります。もしかして、もう数年で、廃業(終わりが来る)するかもしれない時点になってから加入を検討し始めても、遅いです。場合によっては、加入資格がない場合もありえます。
もちろん、最初から、事業を10年続けられるかさえ見当がつかない場合などは、まずは事業が継続できる道を模索するほうが重要です。その上で、事業を離れる時期が来るときの備えとして、「小規模共済」というのがあります。
当事務所のお客様において、1985年から始めて、今まもなく廃業されようとしている個人事業主様がいます。36年も続けられましたから、かなり意味のある「共済金」が積み立てられました。小規模共済の使い方の良い例といって、間違いないと思われます。
もちろん、今の時代は、自分で投資信託先を探す、iDecoなり、つみたてNISAなりを活用する方法もあります。いずれにしろ、事業を離れる時が来るときの備えは、大切です。(参考:小規模共済)