自分の親でも、祖父母でも、入院もしくは介護施設に入所して、自分の財産管理がおぼつかなくなった時、それを管理してあげる必要があります。どんな入金があって、どんな支払をしたか、の記録をつけることです。
これは、とてもシンプルな作業ですが、かなり重要です。もしも、自分たちが相続人になった場合、自分たちを守るツールにもなりえます。そして、領収書については、大小かかわらず、ノートとかに貼って、家計簿とセットで保存しておくのがいいでしょう。
たとえば、財産が3,000万円に満たず、相続税の申告対象になりえない場合でも、相続は発生するわけで、相続人同士で、残った財産をちゃんと把握して、納得して分けるためにも、家計簿は有用かと考えます。